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歯並びについて |
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| ●お子様を持つ お母様へ |
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歯並びは、いつから悪くなるのでしょうか？
下の前歯が生えてきたときに、気がつくことが多いようです。
では、いつから治療を始めたらよいのでしょうか？
歯列育形成では、永久歯が生える前の乳歯の歯並びの時期から予測をし矯正治療を始めます。
一般の矯正と比べて違う点は、出来うる限り、永久歯を抜かないで治すことを目標にします。
小さいときに診断し、必要があれば2歳でも治療を始めます。
リテーナー（保定装置）といって、お子さん本人がつけたりはずしたりできるものです。小さいうちから、その時点でのディスクレパンシー（不調和）を少なくすることにより、将来の叢生：そうせい（乱杭歯：らんぐいば・ばらばらの方向に向かって歯がはえてしまった状態）を防ごうとするものです。
| 【乳歯の歯並び】(歯と歯の間に隙間がありません） |
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歯列育形成 −早期治療で出来る限り抜かない矯正−
歯列育形成は、歯並びを治すということではなく、できるだけ低年齢より初めから歯を並べていく概念から出発しています。これは、咬合（噛み合わせ）誘導の中に入ると思うのですが従来の咬合（かみあわせ）誘導と異なっている点は、積極的に乳歯を利用して未だはえてきていない永久歯の位置を変化させる「連体移動」や、乳歯に固定源を求めて萌出中の永久歯の位置の修正を行い、早期に不正咬合の原因になる要因を取り除いていくのが特徴です。
歯列育形成はなかなかなじみがないと思われがちですが、一般的には「歯列矯正」といった方が解り易いかもしれませんね。
つまり歯列育形成とは、患者さんと歯科医師とで正しい歯列を育てていくと言う事です。口腔内に不正な部分が発生したら（虫歯も歯並びも含めて）それをすぐに取り除いて正しい成長発育のパターンにのせていき出来るだけ永久歯での抜歯矯正をなくし、矯正治療も最小限の範囲でとどめられ正常な歯列と咬合が形成されていく事になります。 |
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| 下の前歯（永久歯）が曲がってはえてきました |
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上の前歯が曲がってはえてきました
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| 完全にはえた状態、前から二番目も大きく曲っています |
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| 下の前歯が曲がってはえてきました。八重歯になりそうです。 |
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